20代でのセミリタイア希望者でも大卒という学歴はムダじゃないこともありますよ
どうも、いちこです。
私は四年制大学を卒業して、今の勤め先に就職しました。
周囲から見れば、大して給料も貰えない勤め先に就職し、20代でセミリタイアを希望するのであれば、大学になんぞ進学しなくても良いであろうに、と思うでしょう。
高卒で十分ではないか、と。
確かに今書き述べてきたことだけでしたら、大学に進学する必要性はおよそ感じられませんね。
ですが、私は大学を卒業して良かったとしみじみと感じています。
それは、次の二つの理由からです。
第一に、考えたり、勉強したりする際の素材を大学で得られたことです。
私は高卒で自分の頭で考えられる力を身に着けられるような聡い、地頭の良い人間ではありませんでした。
大学で様々な分野の講義を受け、勉強して、やっと少しは自分の顔ので考えられる人間になれました。
私の場合、セミリタイアの選択が浮かんできたのも、大学に進学して色々勉強をしたからです。
まあ、大学まで行って辿り着いた結論がセミリタイアは残念かもしれませんが(笑)。
第二に、様々なタイプの人間に出会う機会に恵まれたことです。
サークルでは、難民申請しているアフリカ某国出身の方に出会ったり、ホームレスの方々に出会ったり、アルバイト先では中卒から大学院卒までの学歴の同僚と働いたりしました。
また、大学4年生の時には学外の給付奨学金をいただく機会に恵まれ、同じ奨学金を貰う優秀な奨学生やそのOB・OG(エリートが多い)に出会いました。
私以外の人は本当に知性・人間性ともに優れた方ばかりでした。
まさしくエリート(選良)でした。私を除いて(笑)。
今振り返ってみても、私が学外の給付奨学金が取れたのは奇跡的な気がします。
奨学金を頂けて、感謝の念でいっぱいです。
大学に入学していなければ、これほど多様なタイプの人とは私の能力では出会えなかったでしょう。
そういうわけで、大学に進学して本当に良かったと思っています。
だからといって、皆さんに大学進学をお薦めするわけではありませんが。