セミリタイアを目指すきっかけ(前編)
どうも、いちこです。
私は就職してからずっと仕事を辞めたかったです。
私はその原因を上司のパワハラだと思っていました。
部下の胸ぐらを摑むような上司(私の先輩が被害にあったらしい)で、私も日々パワハラにあっていたからです。
感情に任せてものを言う上司ですからね。
上司不適合者だと思っています。
まあ、私もろくでもない部下ですが。
しかし、あることをきっかけにして、それが本質的な辞めたい原因ではないということに気が付きました。
私は現在の職場のパワハラ上司に言われました。
「もっとこの組織の事業に興味を持て」と。
私は言われて気が付きました。
「ああ、そうか。私はこの組織の事業に興味がないのだ」と。
まあ、正しく言えば、ずっと興味がないということに気付かないフリをしていたのです。
気付かないように、気付かないようにと頑張っていたところ、上司にズバッと華麗に(笑)指摘されてしまったのです。
上司はそのことを指摘することによって発破をかけるつもりだったようですが(感情に任せて怒っただけの可能性もありますが)、私は興味がないという事実に直面することになり、ついに仕事に対するやる気を失いました。
上司が部下の仕事に対するやる気をなくさせてどうする、と思うのですが。
まあ、上司としてはそれで部下がやる気をなくすとは思っていなかったのかもしれません。
仕事に興味が持てず、それに気付いた後ってツラい。
興味が持てない仕事にしか就いたことがない人からしたら、
「仕事ってそんなもんじゃない?」
と思うかもしれません。
しかし、私の場合は興味の持てる、情熱を傾けられる仕事(アルバイト)に就いた経験があります。
普通に考えたら、正規の仕事の方が情熱を傾けられそうですが、私の場合はそうではありませんでした。
私がつまらないと思う仕事にしか就いたことがない人だったらもっと楽だったかもしれません。
仕事に対してそもそも期待していないでしょうから。
このようにして、いよいよ今の仕事が嫌いになり、辞めたくなりました。
「セミリタイアを目指すきっかけ(後編)」に続きます。