思いやりと差別は紙一重
どうも、いちこです。
世間ではよく「レディーファースト」は男女差別だと言われますね。
まあ、女性は弱いから男性が守ってやらないといけない、など男性が女性をバカにしているから、女性を優先した行動をするのだ、という論法で行けば、確かに差別的ですね。
そのような論法で行けば、「女性が男性を立てる」という行為も随分差別的な行為だと思います。
なぜなら、「女性が男性を立てる」というのは、男性は単純だから、立てておけば上手く男性を扱える、と女性が男性をバカにしているから、男性を優先した行動をするのだ、とも考えられるからです。
「女性が男性を立てる」、私なんぞはそれこそ「かわいげ」など持ち合わせていないので、そういうことはやっていませんが、「かわいげ」なり、処世術なりを持ち合わせた女性はやっていますね。
そう考えると処世術を持ち合わせた男性が、「レディーファースト」を女性に対してしているかもしれません。
まあ、「レディーファースト」にしても、「女性が男性を立てる」にしても、されている方は結構気付いてないことが多いように感じます。
かなり注意深くないと、優遇されていることに気が付きません。
冷遇はすぐに気が付きますが、優遇にはなかなか気が付きません。
優遇も冷遇も差別に繋がります。
しかし、あれこれ述べてまいりましたが、「レディーファースト」や「女性が男性を立てる」ということは、思いやりの可能性も含まれています。
先程述べた論法だと、相手をバカにしているからする行為と言えますが、思いやっての行為だと言えなくもありません。
まさしく、思いやりと差別は紙一重です。
そこが、差別問題の難しさかもしれません。