METライブビューイング『アドリアーナ・ルクヴルール』を見ました
どうも、いちこです。
ちょっと前の話になりましたが、METライブビューイング・チレアの『アドリアーナ・ルクヴルール』というオペラを鑑賞しました。
18世紀のフランスに実在した名女優を主人公としたオペラで、1人の男性を巡る女の闘いが描かれています。
今回は主人公のアドリアーナ・ルクヴルールを大スターのアンナ・ネトレプコが演じていました。
何年か前に彼女が出演した『エフゲニー・オネーギン』を見た時は、彼女に関して特に何も思いませんでした。
彼女はその頃からスターだったようですが、私には上手いのか良く分かりませんでした。
しかし、今回彼女のアドリアーナを見て、今更ながら歌が上手いなあと思いました。
とても技巧のある歌い方だと感じました。
やっと彼女が大スターだということが分かりました。
オペラの内容に関して思ったことは、やはり同性同士の闘いは怖いなあということです。
異性よりも同性同士の方がやはり遠慮がないような気がするので、闘いがえぐいことになりますね。
アドリアーナと彼女の恋敵ブイヨン公妃の闘いが凄まじいです。
もし私がその場にいたら、「ひえ~」と逃げ出しそうです。
以前に見たドニゼッティの『マリア・ストゥアルダ』も、スコットランド女王のメアリ・スチュアートとイングランド女王のエリザベス1世の闘いも怖かったです。
同性同士の闘いはなるべくしたくないですね。