いちこの20代セミリタイアを目指すブログ

セミリタイアを希望する20代後半女のブログです。20代の間にセミリタイアしようと思っています。日々の色々なことも書こうと思っています。

日本人は個性を抑え込んでしまっているのかもしれない

どうも、いちこです。

 

最近、インターナショナルスクールの生徒さんとお話しする機会に恵まれました。

そこの生徒さんは知的で、コミュニケーション能力があって、深く考えて且つ行動力がある素敵な人たちでした。

そこのインターナショナルスクールは様々なバックグラウンド(人種、国籍、経済状況など)を持つ生徒さんが通っています。

 

知的な生徒さんとお話ししていると、様々な発見がありました。

ある生徒さんが「日本人の中でも多様性がある」ということを言っていたことが気になったので、詳しく訊いてみたところ「日本人と外国人という違いよりも育ち方(経済的な意味ではない)で違いを感じる。それぞれ皆個性があって、違いを感じる。」とのことでした。

それこそ多様性の海の中にいるインターナショナルスクールの生徒さんが、日本人だから、外国人だから、ではなく、個人としてそれぞれに違いを感じているということに興味を覚えました。

よく日本では、日本人の同質性、均質性ということが語られていますが、本当は同質・均質ではないのかもしれません。

というか、同質・均質だというのは幻想で、単に人付き合いの際に個性を抑え込んでしまっているのではないかと思いました。

同質・均質だと言ってしまうのは各々の人間をきちんと見ようとしていないだけなのかもしれません。

違いを見ないということは、ある意味では非常に楽なことですからね。

 

個性を抑えるのは集団行動の面では良いとは思いますが、余りにも個性を抑え込み過ぎると精神を病んだり、自殺したりしてしまうかもしれません。

精神を病む人、自死する人が多い現代の日本社会においては、日本人はもっと自分の個性を曝け出し、他者の個性をきちんと見詰め、お互いの個性を認め合うようにならなければいけないのではないかと思いました。