名古屋・御園座の歌舞伎公演で正統派名古屋嬢を見ました
どうも、いちこです。
昨日、名古屋・伏見にある御園座で歌舞伎「通し狂言 南総里見八犬伝」を見ました。
御園座は「名古屋三座」で唯一現存する劇場です(もう二つの、中日劇場と名鉄ホールは閉場してしまいました)。
御園座も一時経営危機によって存続が危ぶまれましたが、復活してくれました。
有難いことです。
今は無き中日劇場と名鉄ホールには行ったことがありましたが、御園座は行ったことがありませんでした。
なので、ウキウキしながら御園座に行きました。
御園座は新装オープンしたばかりなので、建物が綺麗でした。
座席に座ると、近くに明るい茶色で長い髪の毛をカールさせて、ヒールの高いブーツを履いたギャル風の女性が2人座っていました。
正直、歌舞伎公演の観客としては若干浮いていました。
和装の女性客が大勢いる公演ですからね。
と思ったすぐ後で、「これが正統派名古屋嬢か!?」と思いました。
ギャルの、派手な名古屋のお嬢さん。
いいとこの出のお嬢さん。
名古屋のお嬢さんは派手系が結構多い気がします。
勿論、派手ではない人もいますが。
今回、初めて生で歌舞伎を見ました。
見た感想としては、もっと早く歌舞伎を見れば良かったなあと思いました。
音声ガイドの料金をケチって利用しませんでした(本当に吝嗇ですね)が、話の流れも台詞も概ね理解することが出来ました。
台詞に関しては、高校で古文の授業を聞いていれば、大体大丈夫だと思います。
今回の公演には殺陣も舞も含まれており、スペクタクルと優美さが共存しており、恐らく歌舞伎の魅力が凝縮されていました。
皆様も人生で一度は生で歌舞伎をご覧になると、様々な発見があるかもしれません。