幼稚園の運動会で流れていた曲が凄かった話
どうも、いちこです。
私は、幼児の頃、保育園ではなく、幼稚園に通っていました。
母親曰く、私にまだ「かわいげ」があった頃です。
今は以前書いたように、「かわいげ」なんぞありませんからね。
幼稚園は仏教系の幼稚園で、同じ敷地に幼稚園とお寺がありました。
夏にはお寺のお堂で肝試しをした記憶があります。
さて、私が通っていた幼稚園では、他の幼稚園と同じだとは思いますが、運動会がありました。
運動会の度に流れている曲がなかなか秀逸でした。
その曲は『家なき子』のオープニング曲でした。
その歌詞の中に「いきることはたたかい」という部分があるんですね。
なかなか重たい曲です。
私は幼稚園の運動会でその曲が流れていたことを覚えていないのですが、母は「幼稚園の運動会で凄い曲がながれているなあ。」と思ったそうです。
幼稚園の先生方は子どもたちをそれぞれの独立した人格の人間として扱っていたからこそ、このような曲を流していたのではないかと思います。
そうでなければ、なかなか流さない曲だと思うのです。
日本では子どもを独立した人格の人間として扱わない人が多いですからね。
そう考えると良い先生方でした。
子どもの頃、私はずっと人生って厳しいなあと思っていたのですが、ひょっとして幼稚園で「いきることはたたかい」という歌詞をたびたび聞かされていた成果もあるのか!?と思う今日この頃です。
でも、無意識の中でも、子どもの頃にそのような曲を聞く機会に恵まれたことは非常に幸運だったと思っています。